【商品説明】
久米島で育てられた蚕の糸の光沢が美しく、泥染めされた色の濃淡の味わいも段になって現れ、ニュアンスのある素敵な色合いとなった無地のお着物です。
昨年2度目の久米島を訪れましたが、久米島の組合「ユイマール」の女性たちは変わらずとても明るく元気良く、共同作業で蚕を育てたり、糸をとったり、草木や鉱物で糸染めをしたり、機織りをしたりされていました。
どれもそれぞれに大変な作業で、神経を使う工程ばかりなのですが、皆さん楽しそうにワイワイと手作業を進めていかれます。
織りあがったものは最後に杵で砧打ちをしますが、そうすると生地の表情ががらりと変わり独特の光沢が現れます。
同じように紡いで染めて織って砧打ちをしてこのお着物もできあがったのだろうと、久米島で目にした光景を思い起こしてみたりしました。
とてもお洒落な雰囲気を持ったお着物ですが、帯選びですごく印象が変わりますので、季節をモチーフにした染めの名古屋帯などとシックな大人の装いをしていただいたり、型絵染や紅型染の名古屋帯と合わせて軽快な街着として元気良く着こなしていただいたりするのも素敵です。
無地のお着物は特に小物使いが光りますので、気分によっていろいろとアレンジをしていただきたい、着こなしの範囲の広い大変おすすめの一点です。
利休白茶「#807b71 color-sample.com」
をご参照下さい。
|