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グレー味のある淡い水色・秘色色の楊柳の生地に、たおやかに蔓を伸ばし、豊かに花びらを広げて咲く鉄線の花が美しく描かれた単衣の訪問着のお着物です。
ふっくらとした花びらとは対照的に、頑丈そうな蔓が鉄の様だという事からその名前がついたとも言われますが、その蔓を垣根などにいっぱいにひろげて絡ませて咲く姿は人気があります。
江戸時代の小袖や能装束の模様にも見られる事から、日本では古くから身近な植物だったと思われます。
地の秘色色に白くのびやかに描かれた蔓の線と、ポイントには綺麗な本紫色のお花が染められ、爽やかでそして華やかに初夏の装いを引き立ててくれそうな素敵な雰囲気があります。
白系の3シーズン的な袋帯や名古屋帯を合わせて、フォーマルなお席にお召しいただきますととてもセンス良く華やぐ事と思います。
品質の良い単衣の訪問着は非常に数が少なくなっていますので、お探しの方には大変おすすめです。
未着用品。
地の色は秘色色（ひそくいろ）「#abced8 color-sample.com」、
花の色は本紫「#492466 color-sample.com」、
葉の色は木賊色（とくさいろ）「#3b7960 color-sample.com」をご参照下さい。
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