ミルキーなベージュ・練色の紬地に、泥染の焦げ茶色・黒茶色の十字絣が大小に並んだ、この季節ならではの魅力の溢れる夏久米島紬のお着物です。
泥染めの絣糸は手括りのため絣の足に少しオレンジ色も感じられ、綺麗に流れていて変り格子にも見えたりしますが、その味わいも素敵です。
単衣時期の後半から早めにお召しいただけて、夏を通して秋口まで、季節的にも広い範囲でお召しいただけます。
帯の合わせ方も、九寸の染め帯から盛夏の透かし織のものまで、幅広くいろいろと変えていただけます。
藤布や芭蕉布の帯などを合わせて、自然布の良さを演出されるのもお着物の質感が引き立って綺麗かもしれません。
手元で眺めていると絣の綺麗さが魅力的で、それが整然と並んでいることが目にも心地よく感じられ、実際にお召しになりますとそれは素敵な装いを演出してくれる事でしょう。
手括りの絣に手織りという手工芸的な味わいのお楽しみいただけるおすすめの一点です。
地の色は練色「#ede4cd color-sample.com」、
絣の色は黒茶「#332014 color-sample.com」
をご参照下さい。
|