経緯に節のあるしょうざんさんならではの赤城の座繰り糸で織られた張りのある生地に、段変わりに網の柄とたくさんの小さなお魚が泳いでいる様子が描かれた訪問着附けの単衣のお着物です。
明るさのあるベージュ・練色の地に、藍墨茶色や涅色などの濃淡の少しシックな色使いで、モノトーン調に網が暈しを加えて描かれ、右向き左向きに泳ぐ魚が楽しそうな雰囲気で描かれています。
このタイプの訪問着付けの柄配置のお着物は特別フォーマル用のものではありませんので、織りでも染めでもお洒落袋帯や名古屋帯を合わせて、ちょっとおめかしな気分のシーンにお召しいただくと良いと思います。
別でご紹介しています羅の帯などを合わせていただくのも良いかもしれませんし、カジュアルにすくい織や格子の帯などをお合わせになるのも素敵です。
8月には少し重いかもしれませんが、6〜7月、そして9〜10月と比較的長い時期にお召しいただけます。
帯や小物を変えてコーディネートにアレンジを加えてお召しいただきたい、おすすめの一点です。
未着用品。
地の色は練色「#ede4cd color-sample.com」、
模様の色は藍墨茶「#5e6266 color-sample.com」、
涅色(くりいろ)「#665c52 color-sample.com」、
桔梗鼠「#95949a color-sample.com」
をご参照下さい。
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