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これから初秋、そして秋本番に向けてお召しいただくのに最適な、単衣の綿薩摩のお着物が入荷しましたのでご紹介させていただきたいと思います。
絣の模様が少し変わっていて、書生絣でも蚊絣でもなく、とても小さな丸四角のような模様に、経糸のかすれたような縦縞が交差する模様となっています。
一見男性向きのものを女性用に仕立てられたのかと思いましたが、よく見ると柔らかさがあって女性向きの模様のように感じられます。
とても細い糸で織り出されていて、しなやかで軽く着心地が良さそうで、また帯合わせもいろいろとできそうでなんだか楽しみに思えます。
紅型染めや型絵染のカラフルな色使いの名古屋帯も合いそうですし、落ち着いた雰囲気の友禅や蝋纈染の帯も良いですね。
また縞や格子のカジュアルな織りの帯でもすっきりと着こなしができて素敵かもしれません。
コーディネートのイメージが広がるキャンバス的なお着物は、こういった品質の良いものをお選びいただきますと飽きる事なく長くご愛用いただけて、着るたびに満足感もあって本当に嬉しくなります。
10月頃は意外と雨の日が多かったりもしますが、そんな時にも木綿のお着物は心強いです。
クラシックな藍染の木綿の趣と、小さな絣のデザインのモダンさが相まってとてもお洒落なおすすめの一点です。
お仕立て替え済。衿裏と居敷当に木綿を使ってお仕立てをしています。
藍鉄「#13151a color-sample.com」
をご参照下さい。
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