少しだけシャリっとした質感の、張りのある紬地がグレーベージュ・白橡色に染められ、大振りな葵の葉が蔓草のように全体に染められた小紋の単衣のお着物です。
ロウケツ染の線の動きや色使いなどから更紗のような印象を受けますが、大振りな柄の割にはワントーンでシックにまとめられていて取り入れていただきやすいのではないかと思います。
帯合わせもあまり難しくなさそうです。
赤や臙脂系や茶系、もしくは藍系などの太子間道やイカット的な絣模様の名古屋帯なんかを合わせてオリエンタルな雰囲気を出されるのも素敵かもしれません。
反対に、黒地や濃いグレーなどの染めや織りのポイント柄の名古屋帯などを合わせてクラシックなムードにされるのもお洒落です。
リズミカルな模様を軽快に着こなして街へお出かけいただきたい、おすすめの一点です。
地の色は白橡(しろつるばみ)「#b3a78f color-sample.com」、
模様の色は青鈍(あおにび)「#5d6659 color-sample.com」
をご参照下さい。
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