インドのアッサム地方で天然に生息する蚕からのみ採られるムガシルクは非常に貴重で、その糸は極細のため、1kgの糸を取るのに5000個の繭を必要とします。
その繭から丁寧に糸を取り、紡ぎ、熟練の織り手によって織られたシルクは独特の質感と光沢を放ち、軽く、手に触れると滑らかで心地良いのですが、本来は王族の正装のためのもので、一部の限られた人々にしか着用が許されないものでもありました。
こちらはその生地を使ったゴールデンムガのお着物です。
やわらかい素材のお着物が持つ雰囲気さえ感じられるような光沢と質感は、帯次第でご着用の範囲が広がりますので、色々とアレンジしてお召しいただきたいと思います。
ある程度格の高い有職文様や名物裂のような袋帯や名古屋帯と合わせていただきますと、少し改まった雰囲気のお席にもお召しいただけます。
またもう少しカジュアルに友禅の染めの帯やお洒落袋帯などを合わせて、軽いパーティーやお食事の会などにお召しになるのも良いかもしれません。
お写真を撮られますと抜群にその光沢が現れてとても映えますし、お顔の色も綺麗に引き立ててくれるレフ板効果もあります。
ゴールデンムガならではの個性的な装いをお楽しみいただけるおすすめの一点です。
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