柳煤竹色の渋めの緑と、肥後煤竹色のベージュ、岩井茶色の渋いながら少し明るい黄緑の3色で織り出された縞が、少し変化のある段変わりになった織縞のお着物です。
ひとつひとつの作品に決して気を抜く事なく、丁寧にものづくりをされる曽根武勇さんならではの品質の良さが伝わってくるようで、大切に着たいと思えるような佇まいです。
浮織で区切られた段変わりに、縞と格子に見えるような、3色だけで織られているとは思えないような不思議な光沢と色の変化が見られて面白いです。
お召織のようなしっかりとした質感で着心地の良さが予想できますし、帯合わせによってお召しいただける場面も広がりそうですので、
いろいろと着こなしを変えてお楽しみいただくと良いのではないでしょうか。
季節のモチーフの染め名古屋帯を合わせてお洒落着として、また有職文様の名古屋帯や袋帯を合わせてお茶のお席にも良いですね。
季節的にも、年齢層的にも幅広く、飽きる事なく長くご愛用いただけそうなおすすめの一点です。
同じく曽根武勇さんの袋帯と、インパクトのある染めの名古屋帯でコーディネートをしてみました。
柳煤竹(やなぎすすたけ)「#464d43 color-sample.com」、
肥後煤竹(ひごすすたけ)「#897858 color-sample.com」、
岩井茶「#6b6f59 color-sample.com」
をご参照下さい。
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