生成りの白・象牙色の一越の生地に、縦の縞のように竹が走り、それに沿って松と梅の枝が描かれ、鶴が羽ばたいている様子も加えられた、少し紅型染のような雰囲気の図案の型絵染の一方附小紋のお着物です。
縦の枝にかかる雲のような図案には亀の姿も見えて、大変おめでたさのある模様となっています。
蜜柑色、芥子色、紫鳶色、薄縹色、松葉色、濃紅色と豊富な色使いですが、それが入り混ざって独特のハーモニーを奏でているような、素敵なものとなっています。
着ると元気が出るような活発な印象もありますが、伝統的な模様ですのでそれなりの落ち着きは感じられます。
無地感覚の帯から、格子や縞の間道手のもの、吉野格子などのシンプルなもの、また染めの帯ですとポイント模様のものを選ばれると良いでしょう。
松竹梅に鶴亀といったおめでたさのある模様ですので、新春の装いにも良いのではないかと思えるおすすめの一点です。
未着用品。
型絵染特有の染ムラのようなものが見られるため、少々お値打価格となっています。
地の色は象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」、
模様の色は蜜柑色(みかんいろ)「#f08300 color-sample.com」、
芥子色(からしいろ)「#d0af4c color-sample.com」、
紫鳶「#5f414b color-sample.com」、
薄縹(うすはなだ)「#507ea4 color-sample.com」、
松葉色「#839b5c color-sample.com」、
濃紅(こいくれない)「#a22041 color-sample.com」
をご参照下さい。
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