約13cmの幅の蔓草の地模様のある部分と、約7.5cmの幅の紗の部分が段変わりに織り出された、少し変わった生地の小紋のお着物です。
紗の部分は藍鼠色の無地に、地模様のある部分は鈍色の小さなみじん格子が染められ、格子が交差するところには新橋色の小さな四角が置かれています。
セルリアンブルーの通し裏が使用されているのですが、少し透け感がある紗の部分と、八掛や袖の振りのところにその色が見え隠れしてお洒落なアクセントとなって、ちょっと個性的なお着物となっています。
表地の淡い色調とビビットな通し裏とのコントラストが素敵で、わざわざ別染めをしたお誂え感があります。
少し格高なイメージで袋帯とお合わせいただくのも良さそうですが、お出かけ先によって染めや織りの名古屋帯も良いと思います。
白系の帯はきれいに合うと思いますし、黒地の帯ですとキリッとして格好良いかもしれませんね。
都会的な洗練された着こなしで街へ颯爽とお出かけいただきたい、珍しいタイプのおすすめの一点です。
未着用品。
無地の色は藍鼠「#6c848d color-sample.com」、
格子の色は鈍色(にびいろ)「#727171 color-sample.com」、
新橋色「#59b9c6 color-sample.com」、
裏の色はセルリアンブルー「#0074A3 color-sample.com」
をご参照下さい。
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