オレンジ味のある卵色・蜂蜜色のさらりとした絽の生地に、全体に白抜きで流水の線が染め抜かれ、ちらほらと小さな撫子の花が散らされた清楚な雰囲気のある小紋のお着物です。
お顔映りの良い蜂蜜色の絽は適度な透け感があり、また全体に描かれた観世水のような流水には安定感もあり、落ち着きと清涼感の感じられる素敵なお着物となっています。
所々に散らされた赤朽葉色と白の花をつけた撫子は、さりげないアクセントとなっていて、控え目な華やかさを添えてくれています。
白系や淡色の夏の名古屋帯、またはクラシックな雰囲気で黒地の帯を合わせるのも素敵かもしれません。
白い衿を入れてきちんとした装いを演出されますと、周りの方も涼やかな気分に誘われて、お着物って良いなと改めて思われる事でしょう。
伝統的な模様に、志ま亀さんならではの色使いでオリジナリティも加味された、個性の溢れるお洒落で上質なおすすめの一点です。
こちらは絹の絽の衿裏がつけられていて、居敷当てはついていないお仕立てとなっております。
地の色は蜂蜜色「#fce3b1 color-sample.com」、
花の色は赤朽葉色(あかくちばいろ)「#db8449 color-sample.com」、
葉の色は鶸萌黄「#82ae46 color-sample.com」
をご参照下さい。
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