シックな藍味のあるグレー地に小さな水玉が整然と並んで、涼しげな表情をした絹紅梅のお着物です。
「紅梅」織とは、一般的に極細の絹の織物に太い綿や麻の入った糸を等間隔に縞や格子の模様になるように配して織り出された生地の事です。
凹凸感と、太い糸による張りがあって肌につかない涼しさが得られ、軽く着心地も良いため人気があります。
浴衣のように半幅帯などを合わせて着られるのも、半衿を入れてきちんと名古屋帯を合わせて着られるのも良いので、お出かけのシーンによって変えていただくと良いと思います。
地が綿のタイプの「綿紅梅」というものありますが、そちらはもう一段カジュアルで浴衣に近いものといえるかもしれません。
絹紅梅は透け感がありますので、こちらのお着物にも羽二重の居敷当がつけられています。
小さな可愛い水玉が並んでいて、無地感覚でいろいろな帯を合わせていただけると思います。
別でご紹介しております、格子の名古屋帯や、麻の染め帯なども涼しそうで素敵だと思います。
夏のお出かけのシーンで涼感あふれる素敵な装いをお楽しみいただきたいおすすめの一点です。
藍鼠「#6c848d color-sample.com」をご参照下さい。
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