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古い歴史をもつ重要無形文化財本場結城紬は、糸とり、絣括り、染め、織りなど本当にたくさんの工程を経て、重要無形の技術保持者の方々の手仕事のリレーによってつくり上げられます。
だからこそあたたかみがあり、「着る」というよりも「纏う」という言葉の方が似合う様な、真綿に包まれる独特の嬉しい感触が生まれ、また軽くて着心地が良く、人々を長く魅了し続けているのだと思います。
こちらは暈し絣の濃淡の地染めに、雲取りの模様が散らされ、その中に100亀甲の絣とカ絣にお花の模様の絣が織り込まれた、非常に手のかかった本場結城紬の単衣のお着物です。
亀甲絣と細工絣を一緒に盛り込むということは、とても高い技術と手間を要するものですが、こちらは地にも暈しの絣が織り込まれていて、絣の括りもそれを織る事も大変な作業と思われます。
雲取りの部分は白く染め抜かれていて、ふんわりとした雲の雰囲気がうまく表現されているように見えます。
伝統的な技術に裏付けされた品質の良さが全体に溢れています。
寸法が小さいため、とてもお値打の価格でご案内させていただいておりますので、このままでご着用が可能な方には大変お買い得となっております。
単衣のままでお仕立て替えをご希望の方には、別途費用(税込55,000円（国内手縫）)が掛かりますが、プレタ寸法にする事もできます。
袷へのお仕立て替えの場合は、胴裏…税込13,200円、八掛…税込13,200円が追加となります。
（身丈165cm／裄丈69cm／袖丈49cmへのお仕立て替えが可能です。）
部分的なお直しなども、お気軽にご相談ください。
一度体験されると病みつきになってしまうような着心地の良さが期待でき、色使いも優しくお洒落なおすすめの逸品です。
衿裏には絹の羽二重が使用されていて、居敷当はついていないお仕立てとなっております。
地の色は亜麻色「#d6c6af color-sample.com」、
絣の色は濃藍「#0a1633 color-sample.com」、
藍色「#165e83 color-sample.com」
をご参照下さい。
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