|
【商品説明】
しなやかな手触りの紬の生地がグレー味のある薄紫・薄鼠色に染められ、直径が7〜8cmの丸と、10cmの丸の形に絞りが入れられています。
その大きい方の丸の中には薄いモスグリーン・山鳩色に、明るいピンク・珊瑚色の格子が織り出された単衣のお着物、というのがこちらを目にしたままの印象ですが、実際にはそれとは反対の工程で作られているようです。
まず格子の模様に織った紬を大きい丸の形に絞りで括り、格子の模様を残して抜染をして、さらに小さな丸を絞りで括り、地色の薄鼠色に染められたものだと思います。
ちょっとユニークな織りと染めによる紬ですが、シャボン玉のように可愛い丸が並んで、その中が格子になっているといった面白い模様が実現しています。
帯合わせは、秋には深緑や藍色、こげ茶系、黒などの濃い色の染めや織りのポイント柄なども良いと思いますし、春先には白っぽいものや明るい色と合わされるのも素敵だと思います。
柄に柄を合わせるのもお着物の着こなしの醍醐味ですので、あまり難しく考えずにいろいろと合わせてみられてはいかがでしょうか。
弾むような丸の連続がリズミカルで楽しさの溢れる、おすすめの一点です。
衿裏と居敷当は羽二重の絹が使用されています。
歩く時に滑りを良くするためと思われますが、上前の裏にも居敷当がつけられています。
衿裏の中心のところに線の様な織難がありますが、ご着用には支障ありません。
地の色は薄鼠「#767080 color-sample.com」、
格子の色は珊瑚色「#f5b1aa color-sample.com」、
山鳩色「#767c6b color-sample.com」
をご参照下さい。
|
