【商品説明】
2頭の蚕が同じ繭をつくる玉繭、その希少性の高い糸を使用して織られるざざんざ織は、昭和の初めの1929年に浜松の平松實さんが柳崇悦氏の民芸運動に賛同して考案された伝統工芸品です。
上質な糸を草木で染めて手織りで織られますが、独特の質感と風合いはしなやかで着心地も良く、趣味人に愛され続けています。
玉繭を使用されている事から現れるネップと、ゆらゆらとしたニュアンスのある光沢はとても魅力的で引き付けられるものがあります。
こちらのお着物は柿色味のある淡いピンクベージュの無地ですが、その色にしても何色とは表現できないような発色になっています。
光の当たり方によって明るくも深くも見えますし、手触りも表面のネップでざらっとしているように感じられますが、しっかり掴むとつるんとしているような不思議な感触です。
単衣のお仕立てとなっておりますが、ざざんざ織は夏以外の季節には単衣でお召しになる方が多いようです。
帯は自由自在といっても良いくらいなんでも合わせていただけますので、お出かけの場所やその日の気分でいろいろと合わせてみられるのが良いのではないでしょうか。
楽しい模様の織りの八寸名古屋帯や、型絵染や紅型染めの九寸名古屋帯なども素敵に合わせていただけそうです。
お買い物など日常のお出かけやお友達とのお食事会、お稽古事などにお気に入りの帯を合わせてお出かけください。
着込むほどに肌に馴染むような、そして変化する光沢も魅力的なおすすめの一点です。
衿裏と居敷当てに羽二重の絹が使用されたお仕立てとなっております。
ときがら茶「#cc9f8f color-sample.com」
をご参照下さい。
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