【商品説明】
象牙色の花唐草のような地模様のある生地に、たくさんの葉を茂らせた葡萄の蔓がその実と一緒に線描きの様な調子で染められ、その上に同系色で叩き染めが施された小紋のお着物です。
葡萄の模様は豊かさの象徴として古くから染織品や工芸品のモチーフとして取り入れられていて、正倉院御物にも多く見られますが、同じように海外でも装飾のモチーフとして目にする事を考えますと、その薬効成分も古くから認められていたのだと思います。
実り豊かな秋の模様をこの色使いにされているのは、近年では年間を通して淡色系のお着物をお召しになる方が多くなったという傾向によるのかもしれません。
帯次第で印象を変えられるのは淡色系のお着物の良さですので、秋から冬にかけては濃い緑や紫、藍系、茶系の帯をお合わせになると良いと思います。
実ものの柄ですがそこまで目立ちませんので、春先に着られるときは淡いグレーや濃いベージュ系の帯やパステルの綺麗な色の帯と合わされるのも良いのではないでしょうか。
アレンジ次第で着こなしの印象が変わるのもお着物の世界の楽しみのひとつですので、小物選びなどでも遊んでみてください。
カジュアルなパーティーやお食事会、芸術鑑賞から普段のお出かけまで、意外と広い範囲でお召しいただけます。
すらっとしたスマートな雰囲気を持った、都会的なお洒落さのあるおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」、
葉の色は胡桃染「#806e67 color-sample.com」
をご参照下さい。
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