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本場越後上布 変市松絣着尺
紬屋吉平扱

こちらは細かい十字絣が亀甲にも見える形に並んだ図案に、経に4cm位の絣が四角い形に固まって並んで、そのかたまりが市松の様な配置で織り込まれた越後上布です。
髪の毛よりも細い番手の糸で、お洒落な幾何学模様を織られるというのが紬屋吉平さんのお得意のものの様です。
紬屋吉平さんの商品は何度か扱わせていただきましたが、他とはどこか違う洗練された個性を持っているものが多く、お召しになるととても華やかでモダンです。
この春に雪晒しをしていただきました。
最近では生産数も減り、その影響で雪晒しの数も減ったそうです。
とても綺麗によみがえって本当に嬉しく思いました。
これがお着物になるとどんなに素敵でしょう、個人的にもこのタイプはいつか一枚は欲しいと考えています。
モダンなお着物ですので、今年何点か入荷しております原始布的な名古屋帯も合いそうです。
夏の憧れの様な、紬屋吉平さんの越後上布です。
長さ12m30cm　巾34.4cm（柄部分のみ）。