着物　アンティーク着物　振袖　訪問着　留袖

水辺に鵜のいる風景友禅九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口

先日もきもの雑誌に特集されていましたが、その飛びぬけたセンスと加工の良さにいつもうっとりとしてしまう工芸きもの野口さんの、夏に向けての帯地が何点か入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
こちらは夏の意匠の中でも古くから定番的で人気の高い、水辺の風景に鵜の姿を加えた可愛い夏の名古屋帯地です。
籠を積んだ小舟が杭に繋がれ、そのそばに鵜がいる事から、鵜飼の季節のお昼間のゆったりとした時間を表しているように見えます。
ジョーゼットのように繊細なちぢみの絹が透明感のある水浅葱色に染められて、そこに夏の情景を涼しげに描いた、一幅の日本画のような秀作と言えるかもしれません。
上質な染めの名古屋帯は広い範囲にお使いいただけますので、夏紬から上布類、絽の無地や江戸小紋、そして軽めの附下まで色々とお合わせいただけます。
お茶会からお食事会などのお集まり、そして街へのお洒落着としても品格のある夏の装いを実現してくれる、おすすめの素晴らしい一点です。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）