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商品番号 m0091
湊取琳派秋草模様 絽九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口
販売価格 有難うございました
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湊取琳派秋草模様 絽九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口
先日もきもの雑誌に特集されていましたが、その飛びぬけたセンスと加工の良さにいつもうっとりとしてしまう工芸きもの野口さんの、夏に向けての帯地が何点か入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
こちらの帯地を見た時、まず深い似せ紫のこっくりとした地色と女郎花色のコントラストが目に飛び込んできて、その時代衣装の写しならではの色合いに奥行きと品格を感じます。
「湊取り」の語源は定かではないようですが、三角の形に草花や鳥などを描いて重ねた図案の事で、江戸中期の資料にはすでに見られるようです。
こちらは江戸中期の「湊取りに千鳥と草花文様小袖」(東京国立博物館蔵)の意匠に取材したもののようですが、その当時人気が高かったようで、京都の国立博物館にも湊取りの小袖が収蔵されているようです。
時代衣装の写し的なものは、取り入れ方次第で良くも悪くも変わってきます。
それが工芸きもの野口さんの手にかかると、用の美として現代のお着物に沿った素敵なものとなる事はさすがと感じます。
品質が良く安心感があって、そしてとてもお洒落です。
何拍子も揃った素晴らしい夏のおすすめの一点です。
似せ紫色は「#33222a WEB色見本 原色大辞典」を、
女郎花色は「#f2f2b0 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
(特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) |