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商品番号 m0092
七夕笹に流水図 夏九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口
販売価格 有難うございました
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七夕笹に流水図 夏九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口
先日もきもの雑誌に特集されていましたが、その飛びぬけたセンスと加工の良さにいつもうっとりとしてしまう工芸きもの野口さんの、夏に向けての帯地が何点か入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
こちらは非常に細い糸で織られた越後小千谷の紗のような生地に、古色のあふれる色使いの友禅で七夕の笹の模様が染められた、夏用の名古屋帯地です。
短冊には青海波、亀甲、七宝などの伝統的な小紋が色とりどりに細やかに染められ、楽しく風に翻っている様子が涼しげです。
江戸期の夏の衣装などに蛇籠やこういった七夕の模様は好んで取り入れられていたようですが、こちらの図案は京都国立博物館所蔵の江戸中期「麻地七夕文様」帷子の図案に取材したものかと思われます。
地色もそれに沿ったのでしょうか。生成りがかった抹茶色が透明な小千谷の生地に染められて何とも言えない風情となっています。
金彩で縁取られた笹や葉も煌びやかになりすぎず、古色然とした素敵な雰囲気になっています。
上布系から夏大島、またやわらかい絽や紗のお着物などともお合わせいただけて、季節を彩る楽しい着こなしでお出かけいただきたい、おすすめの逸品です。
抹茶色は「#c5c56a WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。
※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
(特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) |