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商品番号 m0102
重要無形文化財宮古上布 九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新里玲子作
販売価格 有難うございました
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重要無形文化財宮古上布 九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新里玲子作
宮古上布の中でも卓越したセンスと品質で群を抜く、人気の高い新里玲子さんの作品が2点入荷いたしました。
どちらの作品もまったく違った個性のある、素敵な雰囲気を持つ名古屋帯地です。
どちらも透明感のある素晴らしい苧麻で織られています。
こちらは生成りの地に、まず織り出しのはじめは太い焦げ茶色の縞が主役となって、細い藍と黄色と薄紅色の縞が並んだものが目に入ります。
それだけでもシンプルで素敵な作品だなあと思うのですが、わくわくしながらどんどん巻きを広げていき、お太鼓の部分になると、5本並んだ太い縞が算崩しのような網代に組まれていてとてもお洒落でなるほどと思わされますが、さらにその間に鶯色の横縞も加わって、複雑で奥行きのある素敵な模様が織り出されていて感動します。
また、経に走る水浅葱色と木麻黄(モクマオウ)の黄色の縞はただの縞ではなく絣糸で構成されていて、それによってそれぞれの色が見え隠れする事で表情があって楽しいです。
そんな各所にある細やかな心使いの積み重ねがセンス良く表現されているからこそ、お召しになった時にその事が素敵に効果を発揮して、たぶん他では見る事のない素敵な個性となって現れるのでしょう。
藍色の宮古上布にも八重山上布にも、また越後上布にもと、何に合わせましょうかとイマジネーションが広がって、お出かけの日まで期待感に胸が躍るような素敵な作品です。
涼やかでいて落ち着きのある大人の上等なお洒落を実現してくれる、大変おすすめの夏の逸品です。
鶯色は「#928c36 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。
※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
(特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) |