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商品番号 m0103
重要無形文化財宮古上布 九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新里玲子作
販売価格 有難うございました
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重要無形文化財宮古上布 九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新里玲子作
宮古上布の中でも卓越したセンスと品質で群を抜く、人気の高い新里玲子さんの作品が2点入荷いたしました。
どちらの作品もまったく違った個性のある、素敵な雰囲気を持つ名古屋帯地です。
どちらも透明感のある素晴らしい苧麻で織られています。
こちらはもう一点ご紹介している作品よりも少し明るい生成りの地に、甕覗色と水浅葱色の藍染めの濃淡と茜の淡い濃淡が、まるでクレヨンでラフに描いた線のように見える絣の縞で始まっていて、その色使いは夢見るしゃぼん玉のように淡く儚げで美しくうっとりするような作品です。
お太鼓の部分には、もう少し濃い藍色の絣が段々に織り込まれています。
特にお太鼓の甕覗色の部分は光が当たると輝きを増して、何かコーティング加工がしてあるのかと思うくらいに苧麻の糸が綺麗に見えて驚いてしまいました。
きっとお召しになった時には同じく光が当たって綺麗な発色となる事でしょう。
茜の色の澄んだ愛らしさを綺麗な藍の濃淡がより引き立ててくれているように見えます。
どなたが見られてもすごいものだとわかってしまうような宮古上布の帯ですが、ほんのりした茜色が余分な迫力を消して素敵な可愛らしさを加えてくれているようにも見えます。
着る方の心を考えられて、用の美に則したものをつくり続けていらっしゃる作者の信念に触れられるような素晴らしい作品です。
夏の陽射しの中で映えて、気持ちまで元気になるような、そんなおすすめの逸品です。
※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
(特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) |