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お魚の柄紬八寸名古屋帯地
洛風林・帯屋捨松製

この秋は嬉しいことに洛風林さんの帯地が何点か入荷しております。
抜群のデザインと品質で普遍的に人気の高い洛風林さんの帯は、いつ出合っても他とは違う独特の色柄とセンスに目を引かれます。
手機ならではの気持ちの良い真綿のしっとりとやわらかい質感を持ちながらも、しっかりと打ち込まれた安心感があります。
こちらは、利休鼠色の地に少しアールデコ調で「海洋文」が描かれています。
お太鼓に並んだ回遊魚と思われる2尾の魚は百入茶色のお顔に大きな目、体は山吹茶色、苔色、青鈍色などのミックスツイードのようなイメージで抽象的に描かれていて、色のマジックのようで楽しいです。
この図案をこれほどの色数を使って織りで表すのは本当に大変な事と思いますが、さすがは帯屋捨松さんと感心させられます。
ちょっと贅沢なカジュアルとして藍系の木綿や紬のお着物と楽しく合わせていただくのも良いですね。
もちろんこの少し青味のある白鼠色は様々な色の紬と相性良く合う事と思いますし、上質で存在感がありますので、結城紬や作家物の変わり織、草木染などの力のある紬系のお着物もしっかりと受けて立ってくれると思います。
モノトーン的な色使いですので小物が映えそうです。
秋、そして春に活躍してくれそうなおすすめの一点です。
利休鼠色は「#888e7e　WEB色見本　和色大辞典」を、
百入茶色（ももしおちゃいろ）は「#1f3134　WEB色見本　和色大辞典」を、
山吹茶色は「#c89932　WEB色見本　和色大辞典」を、
苔色は「#516615　WEB色見本　原色大辞典」を、
青鈍色は「#58665b　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）