首里の花織 全通九寸名古屋帯地 「首里の花織」人間国宝 宮平初子作
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商品番号 m0110
首里の花織 全通九寸名古屋帯地
人間国宝 宮平初子作

販売価格 有難うございました

 

首里の花織 全通九寸名古屋帯地
人間国宝 宮平初子作

かつて琉球王朝が栄え、首里が王府であった時代より、琉球の染織品はその多彩さでも技術のレベルの高さでも、世界中探しても類を見ないほどに素晴らしいものであった事と思います。
現在ではその一部が多くの人々の手によって研究、復元され、それを垣間見るだけでも感動させられる事を思えば、その時代には想像もつかないほど素晴らしいものであったのだと思います。
その染織品の歴史の中でも代表的なものの一つである花織ですが、17世紀中盤に浮織が中国より伝わり、それが変化していったもののようです。
首里で織られ、染められたレベルの高い珍しい染織品は、王府時代衣服制度が厳しく高い位の人にしか身につける事を許されなかったそうですし、首里の織物を織る事もそういった士族の女性など高位の人々の間にたしなみとして受け継がれていったもののようです。
そしてその後の歴史の中で消えていったもののひとつでした。
こちらは花織を含め、首里の織物を復元される事に尽力された、人間国宝でもある宮平初子さんの素晴らしい花織の名古屋帯地の作品です。
今回もう一点ご紹介させていただいております宮平さんのお嬢様であるルバース・ミヤヒラ吟子の作品との個性の違いをご覧いただくのもまた楽しみかもしれません。
宮平さんは昭和15年頃に上京され、柳悦孝染色研究所で草木染や紋織の指導を受けられました。 それがのちの研究に大きく影響しているのかもしれません。
それはただ復元のみに偏らず、用の美としての織物、そして高貴で繊細で身にまとうとその人を幸せな気持ちにしてくれる魅力溢れる美しい作品を長年つくり続けていらっしゃいます。
こちらは優しく深い草色の地に、まさしく細やかな花が咲いたような花織の名古屋帯です。
是非この機会に手にとってこの美しさを実感していただきたい逸品です。
草色は「#55661e WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

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