「成巽閣群青U」加賀友禅訪問着仮絵羽 奥原逸蹴作
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商品番号 m0149
「成巽閣群青U」加賀友禅訪問着仮絵羽
奥原逸蹴作

販売価格 有難うございました

 

「成巽閣群青U」加賀友禅訪問着仮絵羽
奥原逸蹴作

今月は「秋の特選−工芸作家作品ご紹介の会−」として、工芸作家の先生方の手仕事の技ともいえる作品を色々とご紹介させていただいております。
これから年末に向けては季節的な事もあり、年末年始、そして初春に向けてのフォーマル用のお着物も少しご紹介させていただきたいと思います。

激動の戦国の世を織田信長に仕えた前田利家は、正室まつと共に乱世を生き抜きました。
その後の動乱の時代の中で、勢力や形を変えながら家名を守り続けた大名家も数々ありますが、その中でも前田家の財力は異例のものだったようです。
特に三代の利常はこれを文化、工芸の育成に費やしたそうで、加賀百万石とうたわれるその文化のレベルは非常に高く、美術工芸の技は他に例を見ないほど卓越したものが多く存在します。
こちらの作品のタイトルにもなっている「成巽閣」は文久三年(1863年)前田家十三代齊泰によって兼六園に建てられたもので、その当時には「巽御殿」、現在では「成巽閣」と呼ばれています。齊泰は母君にあたる十二代奥方に対して細やかな心配りに満ちた優しく雅な空間を造り上げたそうです。
その「成巽閣」の装飾の一部を、故・奥原逸蹴氏が加賀友禅で華麗に描いた珍品とも言える作品が入荷いたしました。
「松の間」にはオランダ渡りのギヤマンに可愛い小鳥や草花が描かれているそうです。
歴史のロマンを感じられる、加賀友禅の大家の力作と言えると思います。
この着物の地色は「#091633 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

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