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商品番号 m0172
「かる茅染」出雲織帯地
青戸柚美江作
販売価格 有難うございました
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「かる茅染」出雲織帯地
青戸柚美江作
工房をおたずねした時にも「この前の庭にかる茅が本当にたくさん生えるのよ」とおっしゃっていましたが、そのかる茅で染められたとても綺麗な芥子色の帯地の作品です。
かる茅は刈安と同じくイネ科の植物ですので、綺麗な黄色系の色に染まるようです。
菜種油色ともう少し深い黄金色との濃淡で横段に織り出されたところに、甕覗色のランダムな淡い縞が縦に走り、白い立涌の模様が絡んだ動きのある模様の絣の帯地です。
先生のお話によれば、昔は「よらずさわらず」と呼んだ模様で、現在では立涌と呼ばれています との事です。
なんだか大人っぽい洒落のきいた柄の名前ですが、実際に手元で見ますと手紡ぎの木綿とこの色がとてもマッチして、ふっくらとした柔らかい印象でいつまでも手で触れていたいようなやさしさもあります。
単衣の時期に白いお着物と合わされても良いかもしれませんし、藍色系の紬や木綿のお着物とも綺麗に合いそうです。
菜種油色は「#a69425 WEB色見本 和色大辞典」を、
黄金色は「#997816 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |