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阿吽燕の図名古屋帯地
工芸キモノ野口

いつも季節ごとに素敵な色柄とデザインの品質の良いお着物や帯を提供してくださる工芸キモノ野口さんの春から初夏にかけてお召しいただける名古屋帯地が入荷しましたので2点ご紹介させていただきます。
横段に色の変わる涼やかな透かし織りの帯地に、柳とその傍を飛ぶツバメの姿が刺繍で描かれた夏用の名古屋帯地です。
タイトルが阿吽（あうん）のツバメとなっているのがちょっと面白く感じられてよくよく見ますと、確かに１羽は「阿」の口もと、もう１羽は「吽」といった口もとで、呼吸の合う2羽が飛び交う姿という事なのだと思われます。
神社の入り口などに座っている一対の唐獅子などは必ず阿吽の組み合わせになっていて、昔の人はそういうことを大切に思っていたのだなという事が感じられます。
阿吽の呼吸でわかり合える人に出会うのはなかなか簡単ではありませんが、人生の中で一人でも見つかったら幸せですね。
こちらの図案は、地色の違うものも作っていただきました。
帯芯の色によっては盛夏だけでなく、単衣時期からもお使いいただけます。
情緒あふれる素敵なおすすめの一点です。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）