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裂取に菖蒲と菊絽塩瀬名古屋帯地
工芸キモノ野口

工芸キモノ野口さんの初夏に向けての帯地がと色々と入荷しています。
こちらはその中でも絽塩瀬の白が目にも清々しい染めの名古屋帯地です。
上質な五泉の帯地に、メリハリのある紺碧色と深緑色、そして鉄黒色の3色で切バメ風に染め分けられた構図に松と菊が描かれ、そこから立ち上がるように花菖蒲が勢いよく描かれています。
年が明けて梅が咲き、次に桜が花開き、木蓮、藤の花、そして菖蒲の花を見ると5月を感じます。 日本の四季は花とともに繰り返され、昔から日本人は季節の花を愛で、歌を詠み、楽しんできました。
身につけるものでも季節のモチーフは大切にされていますが、ここまで季節感を大切にするのはお着物の世界ならではの特徴かもしれません。
ピンポイントでその季節にしか着る事ができないからこそ贅沢でお洒落と言えます。
そんな中でも染めの名古屋帯は、軽快に季節を取り入れてお楽しみいただける事からも人気の高いアイテムです。
お着物との組み合わせで個性を出されて着こなしをお楽しみいただけたらと思いながらいつもご紹介させていただいておりますが、こちらも白と紺碧色のコントラストが目にも爽やかなおすすめの一点です。
紺碧色は（こんぺきいろ）「#006399　WEB色見本　原色大辞典」を、
深緑色は「#113300　WEB色見本　原色大辞典」を、
鉄黒色は「#332c29　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）