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芭蕉にトンボの図夏九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口

いつも季節ごとに素敵な色柄とデザインの品質の良いお着物や帯を提供してくださる工芸キモノ野口さんの初夏から盛夏にかけてお召しいただける名古屋帯地が入荷しましたのでご紹介させていただきます。
こちらは濃い濃い紫・紫黒色の小千谷縮の紗のような張りのある帯地に、大胆な調子の芭蕉の葉と、銀と黒のトンボが遊ぶ様子が刺繍で描かれた少しアールヌーボー調の模様の名古屋帯地です。
芭蕉の葉の部分には少し銀が使われた紗の生地がはめ込まれていますが、その少し光る芭蕉の葉と銀のトンボ、地の濃い紫とのコントラストが絶妙で、決して粋になりすぎる事はりません。
お仕立てをして帯芯の白が透けますとさらにお洒落な個性と涼感が溢れ、どれほど素敵になる事かと今から楽しみなほどに魅力的です。
芭蕉の茎の部分の淡い藍・薄縹色のグラデーションもさらなるお洒落感を増してくれています。
明石ちぢみや夏大島、または少しやわらかい駒絽の無地感覚の小紋や、柄が少なめの附下くらいまでお合わせいただけますので、夏のちょっとおめかししてのお出かけにはおすすめです。
紫黒色（しこくいろ）は「#2e2930　WEB色見本　和色大辞典」を、
薄縹色（うすはなだいろ）は「#3e6280　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）