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商品番号 m0217
「ラ・ララ」古琉球紅型・浦添型 蒟蒻染紬九寸名古屋帯地
伊差川洋子作
販売価格 有難うございました
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「ラ・ララ」古琉球紅型・浦添型 蒟蒻染紬九寸名古屋帯地
伊差川洋子作
東京女子美術大学を卒業後、浦野理一氏の師事のもと染織をはじめられ、その後沖縄で40年以上紅型染めを研究・創作。
現在もなお、紅型の祖形であると言われる「浦添型」について研究を重ねられています。
その浦添型復元の第一人者であり、染めはこだわりの蒟蒻糊によるもので彩りも鮮やかにくっきりと輝いて、デザインにも個性があふれています。
今回は4月に工房をお訪ねした際にお願いした、お洒落で楽しい作品ができあがってまいりました。
伊差川洋子さんが長年研究、復元され、作品にも取り入れていらっしゃる浦添型は、一般的な紅型染よりもかなり工程が多いものです。
そのため当然の事ながらそれを実現するための技術も必要となり、ご本人は「好きでやっていることだから」とおっしゃっていますが、こうして作品が完成するまでには大変な時間と根気と手間がかかる事と思います。
工房にお伺いした時に偶然こちらの図案を目にして、私も古い紅型が好きなのですがまるでそれを見ているようだとお話しましたら、その後も色々とお話が弾み、先生が浦添型にそそいでいらっしゃる情熱あるお話もたくさんお聞きする事ができました。とても楽しい時間を過ごす事ができて嬉しく思いました。
無謀にもいつか古い浦添型の図案のお着物を染めていただく事をお願いできればとも思っています。
こちらはまるでジェリー・ビーンズをちりばめたようなクリアで華やかな色の花や蝶、トンボなどが少しずつバランスよく配置されています。
またそれがいちばん映えると計算されたかのような、少しおさえたピンクベージュ・鴇浅葱色の地色もたまらなくお洒落で改めてさすがと感じました。
くっきりとした墨の輪郭が浦添型の特徴でもありますが、それによって可愛い色合いと図案が引き締められ、甘くなりすぎず個性豊かでハイセンスな着こなしをお手伝いしてくれそうな素敵な作品として完成されています。
鴇浅葱色は「#99726e WEB色見本 原色大辞典」を、
山吹茶色は「#c89932 WEB色見本 和色大辞典」を、
紅鬱金色(べにうこんいろ)は「#b36e36 WEB色見本 原色大辞典」を、
長春色は「#c97586 WEB色見本 和色大辞典」を、
瑠璃紺色は「#19448e WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。 |