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商品番号 m0219
「与那国蚕に野ぼたん」蒟蒻染市松絽織九寸名古屋帯地
伊差川洋子作
販売価格 有難うございました
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「与那国蚕に野ぼたん」蒟蒻染市松絽織九寸名古屋帯地
伊差川洋子作
東京女子美術大学を卒業後、浦野理一氏の師事のもと染織をはじめられ、その後沖縄で40年以上紅型染めを研究・創作。
現在もなお、紅型の祖形であると言われる「浦添型」について研究を重ねられています。
その浦添型復元の第一人者であり、染めはこだわりの蒟蒻糊によるもので彩りも鮮やかにくっきりと輝いて、デザインにも個性があふれています。
今回は4月に工房をお訪ねした際にお願いした、お洒落で楽しい作品ができあがってまいりました。
大きな市松取りに絽織りが配置された帯地が、淡くおいしそうなお菓子のような黄・砥粉色に染められています。そこに全体に水滴のついた蜘蛛の巣と飛び交う与那国蚕、そして野ぼたんがあしらわれた、南国の夏の野山の風景を見るような楽しい名古屋帯の作品です。
日本最大の蛾として知られる与那国蚕をカラフルで可愛く色付けされているのがまた素敵です。
藍色のふちの羽にはピンクの水玉や黄色のハートのような図案が入れられ、とても可愛くしてもらって与那国蚕も楽しそうに見えます。
ちょっと悪者のような蜘蛛が気配を消すかのように滅紫色で淡く描かれているのも面白く感じられます。
こちらは単衣の時期からお使いいただけます。
淡い黄色の地に与那国蚕の羽の藍色が鮮やかで目を引く、おすすめのお洒落な作品です。
砥粉色(とのこいろ)は「#e6d28a WEB色見本 原色大辞典」を、
瑠璃紺色は「#19448e WEB色見本 和色大辞典」を、
中紅色(なかべにいろ)は「#b35977 WEB色見本 原色大辞典」を、
芥子色(からしいろ)は「#d0af4c WEB色見本 和色大辞典」を、
草色は「#596630 WEB色見本 原色大辞典」を、
葡萄茶色(えびちゃいろ)は「#6c2c2f WEB色見本 和色大辞典」を、
滅紫色(けしむらさきいろ)は「#805e7a WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |