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商品番号 m0228
「オクラレルカに草花文様」
琉球紅型紬着物地
日本工芸会正会員 玉那覇有勝作
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「オクラレルカに草花文様」琉球紅型紬着物地
日本工芸会正会員 玉那覇有勝作
1968年沖縄生まれ。日本工芸会正会員。
2001年に公務員をやめ、玉那覇紅型工房に入り創作活動をはじめられます。
その後早速才能を発揮、第55回日本伝統工芸展「新人賞」をはじめ、第56回「奨励賞」など数々の賞を受賞されています。
第47回西部伝統工芸展QAB琉球朝日放送賞受賞作品。
今年の4月に沖縄を訪れた時に、ちょうどこの「オクラレルカ」が見頃で、見渡す限り満開のお花を見て感動しました。ブログでもご紹介しましたが、北部の大宜味村喜如嘉ではオクラレルカのお祭りも行われているほど、沖縄の方にとっては身近でみんなに愛されるお花なのだと思いました。
菖蒲科のお花は一日花だそうで、その一日を懸命に咲いている可憐さと儚さも魅力のひとつかもしれません。
こちらは、そんな「オクラレルカ」をモチーフにされた素晴らしい玉那覇有勝さんの訪問着のおきものの作品です。
背が高く剣のようにとがった葉に特徴がある事からか、その葉の姿をうつして二枚の葉が交差し、青海波の形に並んでいるのも楽しく見る事ができます。
お花は横から見た図案と真上から見た図案がそれぞれ並んで描かれているのもユニークです。
もう1種類、オクラレルカではなくホウセンカのような形をしたお花が描かれていますが、そのお花の下に大きめに描かれた葉の形がまるで羽ばたこうとしている鳥の羽のようで、素晴らしい躍動感と空への広がりを感じました。
紅型染めならではの醍醐味のある構図と図案、藍の濃淡の輪郭とその中に染められた白藍の瑞々しさ、そしてひとつのひとつの図案の中に咲く花々の可憐さを梅鼠色、芥子色、勿忘草色など色とりどりに描かれています。
美しさの中に感じられる生命力と若々しさ、これからを予感するようなフレッシュさなど、隅々にまで色々な魅力があふれる素晴らしい逸品です。
ちなみにオクラレルカの花言葉は「良い便り」だそうで、それも素敵ですね。
白藍色は「#c1e4e9 WEB色見本 原色大辞典」を、
梅鼠色は「#c099a0 WEB色見本 原色大辞典」を、
勿忘草色(わすれなぐさいろ)は「#76aacc WEB色見本 原色大辞典」を、
芥子色(からしいろ)は「#b39642 WEB色見本 原色大辞典」を、
海松茶色は「#5a544b WEB色見本 和色大辞典」を、
利休鼠色は「#7a8071 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |