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「鳥の形の空」紬地九寸名古屋帯地
工芸キモノ野口

紅梅織のような小さなみじん格子になった地織のしっかりとした小千谷の紬地に、青く澄んだ空に白い雲が浮かぶ模様が大きな鳥の形でお太鼓に染められた、少し楽しい九寸の名古屋帯地です。
空に浮かぶ大きな石やお城の絵などのユニークな描写や、林の中で馬に乗っている女性のだまし絵などで有名なベルギーの画家、ルネ・マグリットの絵に取材されたもののようです。
偶然にも現在、京都市美術館で「マグリット展」が開催中で、こちらの帯のモチーフである「空の鳥」も展示されているようです。
平和の象徴でもある鳩をイメージされてこの図案にされたようで、「HOPE」というタイトルがつけられています。予想外の色々な事が起きてしまういまのご時世に、何かしらの希望をみつけて幸せを呼んでくれそうな、そんな印象の素敵な図案です。
空の青の透きとおるような清々しさが心地よく、口にくわえた小さな緑の葉が平和な気分にさせてくれます。
前柄も同じく葉っぱの模様となっています。
白地の帯は意外と季節も幅広く、活用が効いて、お洒落な印象でお使いいただけます。
ふっくらとした質感の小千谷紬の生成りがとても魅力的で、お仕立てをされますと本当に素敵なお気に入りの一点となってきっと長くご愛用いただける事と思います。
空色は「#90d5f0　WEB色見本　原色大辞典」を、
千歳緑色は「#254d33　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
　（特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。）