【商品説明】
偉大な染織家である小島悳次郎氏を父に持ち、幼い頃は芹沢_介氏のお宅のお隣にお住まいだったという素晴らしい環境の中で、自然な形で新旧の染織品を目にされ、また染織品に限らずその当時盛り上がり始めた民芸運動の主流に近い場面を見て育たれた小島貞二氏。
そんな小島先生を今回のイベントにお迎えできる事は非常に嬉しく思いますし、楽しいお話をたくさん伺えて、皆様にもきっと喜んでいただける事と思い、たいへん楽しみにしております。
そして今回、先生の作品を何点かお譲りいただく事ができました。
こちらは雰囲気がくるっと変わって、白と明るい水浅葱・薄花色の3cmくらいの市松が素敵で、明るく躍動感さえ感じるほどに元気良く並んでいます。
そこに散らされたお花は可愛い丸紋の形になって、地の市松にの色によくあう浅蘇芳色でたっぷりと描かれ、まさにお花が咲いたように華やかで綺麗です。
九寸の名古屋帯地は巻いてある状態では地色くらいしかわかりませんが、くるくると広げていってお太鼓の柄が見えるとハッとします。さらにそれがこんなに華やかで綺麗お色使いですと「わあ綺麗!」「まあ素敵!」といった声が聞こえてきそうです。
中型の大きさの柄はお着物と合わせていただきやすいという点でもご活用いただきやすく、春にも秋にも元気よく街へお出かけいただくのに最適なお洒落な作品です。
薄花色は「#4e6780 WEB色見本 和色大辞典」を、
浅蘇芳色は「#a25768 WEB色見本 和色大辞典」を、
千歳緑色(あらぞめいろ)は「#254d33 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |