【芝崎重一】
1938年 群馬県伊勢崎市の養蚕農家に生まれる。
埼玉県の機屋で織りの勉強と実践的な修行を積まれ、30代で独立。
ものつくりの試行錯誤を繰り返され、本物を追及される中で出合った赤城の座繰り糸や国産の木綿など、品質にこだわり、着る人の気持ちを重視された手織りの作品は着心地の良さを感じさせてくれるため、リピーターもたくさんいらっしゃいます。
座繰り糸は適度に空気を含んでふんわりとしていても力があり、着その心地には安心感があります。
絹本来の光沢をそのまま持った糸を芝崎さんがひとつひとつ手織りされたものは滑らかで軽く、気取らずに日常のお洒落で上質な着物を楽しむという点でも最適です。
2008年には「全国伝統工芸品公募展」で最高の賞を受賞されています。
現在は息子さんである圭一氏と創作を続けていらっしゃいます。
今回の『工芸作家作品展2015』では、同じく座繰糸で織られた重一氏作の樫染無地着尺(画像11枚目)、圭一氏作の桜染無地着尺(画像12枚目)も入荷しております。
※販売価格 各280,000円+税
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