「彩雲」綴織帯地
日本工芸会正会員 細見巧作

商品番号 m0285 - 29619
税込価格 有難うございました


商品説明

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※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

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【細見華岳】
これほどの偉大な作家さんについて何かコメントする事は憚られますので控えさせていただこうと思いますが、後継の作家の方々に残されたものの大きさ、実際の作品が多くの人々に与えた感動、着る方の喜び、すべて素晴らしく後世に残っていくものであろうと思います。
個人的にも大変尊敬させていただいている作家のお一人です。
簡単なプロフィールをご紹介させていただきます。

1922年 兵庫県生まれ。
丹波布で有名な丹波市出身で、昭和の初めより西陣の機屋さんで修業を積まれました。
戦争が近づいたころ、贅沢品を作ったり身に着けたりする事を禁止された時期があったそうですが、それによってなくなってしまった染織文化は加賀縫とよばれる日本刺繍など他にもたくさんあります。
そういった中で綴れ織もやはり贅沢品の極みのようなものであったと思われますが、卓越した技能を持っておられた細見さんは戦争に突入してからも、例外として創作を許されたほどであったようです。
ただその後に徴兵されて満洲へ送られ、創作を断念されました。 さらに敗戦後は不幸な事にシベリアに抑留され、言葉にならないほどの大変なご苦労をされたそうです。 1948年に帰国が叶い、お仕事も再開されました。
命ある事に感謝されお仕事へ臨まれる真摯な姿勢やお人柄を、人間国宝である喜多川平朗氏にも、また同じく人間国宝である森口華弘氏にも認められて指導を受けられ、日本伝統工芸会に出品されました。
1963年より各賞を受賞され、それまでの西陣の綴れ織の常識を変えるほどに少ない色数で、上品で静かな佇まいの中に綴れ織ならではの奥深さを表現され、厳しくも美しい作品を発表され続けられました。
1997年重要無形文化財「綴れ織」の保持者に認定。
2012年1月 1日没。

こちらの帯地は、ご子息で日本工芸会正会員でもある細見巧氏の作品です。