【商品説明】
浦野理一氏は日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらを復元する際にも、お洒落なものを求められる方のお気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られました。
それは40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、またその当時人気の女優さんたちが映画の中でも身に付けられた事もあり、とても多くのお着物ファンを魅了しました。
こちらは、幕末から明治初期にかけて手紡ぎの木綿で織られてきた手織縞を浦野氏が復元したシリーズのひとつと思われます。
日本で木綿が貴重品であった幕末時代には、手紡ぎ糸の風合いの良いモダンで素敵な縞が織られていました。
そのひとつである「天保縞」を浦野氏ならではの感覚とセンスで復元されていて、縞を構成する糸の配色が絶妙で、昭和中頃には大変珍しくお洒落で目を引いた事と思われます。
色々な帯合わせをお楽しみいただきたい大変おしゃれな逸品です。 |