【商品説明】
まず目に入る曙色の花のグラデーションが見事です。そしてその間の小さな紫色のお花の存在が素敵です。
並んだ色の配置のセンスの良さ、そして織り手の丁寧な作品づくりへの心使いが伝わってくるような、品格さえ感じられる美しい花織です。
もう一点の手花織の作品「花便り」との色使いと花織の配置の違いによる個性の変化も是非ご覧いただきたい点のひとつです。
どちらも帯地の無地部分がたくさん見えていますが、お仕立てをされますとほとんどの部分が花織のみになります。
ボリューム感も変わりますので、お召しいただきますときっとよりゴージャスなイメージになる事と思います。
見ているだけでもうきうきとしてしまうような素敵な名古屋帯です。
【和宇慶むつみ】
1958年沖縄市生まれ。
高校卒業後、一般の会社員に。
26歳の時、出産を機に姉の勧めで首里織物の世界に。
その後、首里織物の人間国宝・宮平初子さんの工房に入り、本人より薫陶を受ける。
18年間の修行後、独立。
第50回の沖展では最高賞の沖展賞を受賞するなど数多くの賞を受賞している。 |