【商品説明】
タイトルのとおり「菖蒲」の花が咲く姿をイメージするような、綺麗な薄紫色と若草色の張りのある糸で美しい花倉織が織り出された作品です。
和宇慶むつみさんの作品に共通する優しさのあふれる色と端正な美しさは、お着物ファンの方には是非実物をご覧いただきたいと改めて思います。
市松の配置で花織と絽織が織られた花倉織は、厚物の単衣の時期から薄物の透明感のあるお着物をお召しになる頃までお使いいただけます。
とてもお洒落な色使いにグラデーションも加えられ、やさしさの中にも力強い存在感を感じられます。
5月から6月にかけてのお出かけが楽しみになりそうな一点です。
【和宇慶むつみ】
1958年沖縄市生まれ。
高校卒業後、一般の会社員に。
26歳の時、出産を機に姉の勧めで首里織物の世界に。
その後、首里織物の人間国宝・宮平初子さんの工房に入り、本人より薫陶を受ける。
18年間の修行後、独立。
第50回の沖展では最高賞の沖展賞を受賞するなど数多くの賞を受賞している。 |