杢目模様に萩図訪問着地
千總製

商品番号 m0435
販売価格 450,000円+税

※こちらは単衣のお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
※下の1、2枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。

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【商品説明】
深みのある濃い黒橡色の地に、上前と袖には練色の暈しが大胆な構図で入れられ、そこに流れるような杢目模様が染められています。
そして右の肩口から枝垂れる萩の枝のラインが美しく、左の脇から上前へと続いています。
濃いめの利休白茶色で引かれた枝の線に、抑えたトーンの紅碧色、藤鼠色、丁子茶色の多色使いで葉が染められています。
お花は白の胡粉で少し目立つように描かれていて立体感が感じられます。
金銀の縁取りが動くたびにきらりと光る程度に加えられていて静かな秋の風情を持ったゴージャスなお着物といえます。
高麗納戸色で描かれたススキの葉がさらにモダンさを醸し出しています。
生地は松岡製の品質の良いもので、単衣にも向く楊柳のような地紋があるタイプです。
全体の色使いから、フォーマルな場面での帯合わせは、金糸使いでもやや渋い調子の正倉院文様の系統のものを合わされるとグレードが上がって良いですね。
少しお洒落の要素を入れられるのでしたら、3シーズン用の軽やかな糸で織られた凝った織りのものや間道手の袋帯も格好良いです。
本格的な品質の良いお着物です。
秋のイベントには、是非こんな特上のお召し物を着てお出かけいただきたいと思います。
黒橡色(くろつるばみいろ)は「#332b29 WEB色見本 原色大辞典」を、
練色(ねりいろ)は「#ede4cd WEB色見本 和色大辞典」を、
紅碧色(べにみどりいろ)は「#7985b3 WEB色見本 原色大辞典」を、
藤鼠色は「#9796b3 WEB色見本 原色大辞典」を、
利休白茶色は「#999488 WEB色見本 原色大辞典」を、
丁子茶色(ちょうじちゃいろ)は「#b4866b WEB色見本 和色大辞典」を、
高麗納戸色(こうらいなんどいろ)は「#1b3033 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。