カラフル木綿絣九寸名古屋帯地
川村成作

商品番号 m0466
販売価格 300,000円+税

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
※下の1〜4枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。

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【商品説明】
織物をなさる作家の方々のこだわりは色々で、糸であったり染めであったり織りの組織であったりします。
それぞれのイメージされるものがあって、ご自分の目指すところに近づけたいという思いは同じで、そのプロセスに違いがあるだけなのかもしれません。
川村成さんも、つくりたいものに向かっていく姿勢やこだわりは人それぞれだと言われます。
そのために使うツールは、染料にしても糸にしても、その時その時作品によって逆にこだわらず自由に選び、手紡ぎ糸も紡績糸も草木染料も化学染料も、その特徴を上手く使いこなされてより良い物づくりに向かって真面目に取り組み、まっすぐに進んでいらっしゃる事がお話を伺うとよくわかります。
たとえば、こちらは川村さんがいちばんのお気に入りでおすすめだと仰る段替わりの木綿の帯地です。
たくさんの色の糸をどの分量でどう並べるかが最大の課題でもあります。
ランダムに並んだように見える色の連続も、ランダムと感じてもらえれば成功で、そのおおらかさに木綿のふっくらとしたやさしさを加えて完成させ、作り手としては「見る人が楽しく、使いたいと思ってもらえるものでなくてはならない」というコンセプトでデザインを工夫されています。
「自由なアドリブを盛り込みながら結果的に使ってもらえるものをつくれる職人であり、クリエーターでありたい」と話されていました。

お太鼓を決めるのに、タレと手先をどちら側にするかでもまったく違ったものとなりますし、タレに絣の足を入れるか無地で終わるかによっても表情が変わります。
両方のパターンでお太鼓を作ってみましたので、1、2枚目の画像をご参照ください。
それはお使いになられる方にたくさんの選択肢が与えられているという事であり、作り手からの楽しいメッセージとも言えます。
ひとつ作品をお仕立てしてみようとチャレンジしましたが、本当に色々なパターンがあり迷ってしまいました。
全部の色を見てもらいたいような欲張りな考えが頭をかすめたり、どの配置がお着物と合わせやすいか、縦の縞になる前柄はどの色が並ぶのが格好良いか、長い時間ああでもないこうでもないと楽しく悩みました。
そういった事も皆様とご一緒にお話できたら、さらに嬉しいと思います。
今回のイベントに、こちらの段変りの木綿の帯の作品も何種類かの色のものを作っていただきました。
どの色も素敵で可愛くて、締めると個性がきらりと光り、さらにはとても実用的でもあると川村先生もおすすめのこの帯を是非この機会に一度ご覧ください。

川村成
1974年東京生まれ。
京都芸術短期大学で染織を専攻、京都造形芸術大学で研究生として学ばれた後、西陣織の技術を習得、実績を積まれました。
第82回「国展」に初入選以来7年間連続入選、2015年には新人賞を受賞されました。
独特のデザインと色使いにはファンも多く、若手作家ならではの現代的なセンスの光る作品を発表し続けていらっしゃいます。