【商品説明】
今回の「工芸作家ご紹介の会」は藤木葵先生の作品から始まった事もあり、木綿を中心とした工芸的な作品が多く集まりました。
その中でも個性的な色使いや織柄の楽しさでも定評のある北川弘繪さんの作品をご紹介させていただきます。
青戸柚美江さんの下で出雲絣から織りを始められ、その後独自の作風を追及されました。
唐木綿のような複雑な織りや八つ橋織のような模様など、手紡ぎの木綿による帯の作品などを発表されています。
木綿をはじめ、紬でも工芸的なこだわりのあるお着物がお好きな方にはとても人気があります。
それはお着物を引き立てながら帯の存在をきちんと主張してバランスの取れた着こなしを実現できるからではないでしょうか。
今回ご紹介させていただきます紋織の帯地は、藍色のグラデーションが非常に美しく目に映りますが、その洗練された色の配置には驚いてしまいました。
これほどシンプルな同色の濃淡のみで表された帯ですが、本当に素敵です。
藍の色はやや緑味のある明るい紺・御召茶色で、ほとんど生成りに見える利休白茶色の見え隠れと手紡ぎの節が絶妙です。
個人的にもひとつ手に入れたいと思える、合わせたいお着物が次々と浮かぶような魅力にあふれています。
ほかでは見る事のないような素敵な色使いの作品を是非ご覧くださいませ。
御召茶色は「#36494d WEB色見本」を、
利休白茶色は「#e6decc WEB色見本」をご参照下さい。
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