商品番号 m0483 販売価格 950,000円+税 ※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) ※下の1枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。
【商品説明】 現在、鹿児島で創作活動を続けられている林郁さん。 地元鹿児島で大島紬から織りの世界に入られました。 卓越した技術と持ち前の探求心で、他では見る事がないオリジナリティあふれる織物をつくる事に人生を捧げてこられたと言っても過言ではないほどに、すべて独学に近い形で研究、創作を続けてこられました。 ご自宅の周りや近くにある植物で絣を括り、草木で染め、ひとつずつ手織りで作品をつくられます。 「七夕」吉野織着物地 こちらは今回ご紹介させていただいている中でも大作といえる、林郁さん自身も「もう一度同じものをつくる事はできないかな」と言われ保存版と考えられていた作品です。 濃い藍緑・萌葱色とくっきりとした茜・栗皮茶色で全体に織り出された吉野格子がモダンさと少しの重厚さを醸し出しています。 そこに段替わりで入れられた明るい金茶・煎茶色とシックな黄緑・松葉色の絣の色組み合わせがとても素敵で、草木染の良さと絣の柄の面白さが同時に感じられます。 裾周りは少し色が濃くなっていて、それが前後にぐるりと繋がって絵羽紬の柄付けとなっています。 そこまで格高の印象にはなっていませんので、普段のお洒落着として取り入れていただきやすく、それでいて絵羽の柄付けとなっているため適度な高級感はあります。 竹の天に向かうイメージと、四角い絣は七夕の短冊を表されたそうですが、夏という事でもなく浮かんだイメージを好きな色で織られたものだそうです。 工房でたくさんの作品の中からこちらを見つけた時に、絶対に欲しいと思ってしまいました。 色使いも吉野の縞もすべてがとても素敵で可愛くて、何度見ても大好きな作品です。 萌葱色は「#003327 WEB色見本」を、 栗皮茶色は「#4d2a23 WEB色見本」を、 煎茶色は「#66493a WEB色見本」を、 松葉色は「#404d2d WEB色見本」を、 黒茶色は「#332014 WEB色見本」をご参照下さい。