【商品説明】
ここのところ気温も下がり、京都の紅葉もほぼ終わったようで、街は秋から冬へ移りつつある様子が感じられます。
そんな季節に少しほっこりとしたアイテムを何点かご紹介させていただきたいと思います。
こちらは生成りの糸と、青味のある緑・根岸色と紅樺色の3色でランダムなに市松の絣模様が手機で織られた、ざっくりとした質感がとても魅力的な八寸の名古屋帯地です。
お仕立てをされないままに保管されていたようで、当店でお手入れをして今回お出ししました。
ツイードのような温かみのある生地に緑と煉瓦色の絣とその絣の足が、まるで刷毛を使って手で引いた線のように表情も豊かに並んでいます。
色使いが快活で、こういった帯によく見られる重すぎる印象はありませんので、色々な工芸的なお着物とも素敵に合わせていただけそうです。
八寸の名古屋帯にお仕立てをしてお召しいただきますと、きっとお好みのお使いいただきやすいしなやかな質感に変わっていく事と思います。
もう一点ご紹介のぜんまい紬の帯と是非見比べていただけたらと思います。
織られている糸の色は根岸色「#525E42 color-sample.com」、紅樺色「#A24B44 color-sample.com」をご参照下さい。
|