市松吉野着物地
国画会会員 山本和子作

商品番号 m0518
販売価格 580,000円+税

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
※下の1、2枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。

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【商品説明】
少し前に先生が段絣と格子の組み合わせに挑戦された頃の作品を、ご自分用にと思われていた保存版的なものを今回特別に4点お出しいただきました。
その4点のひとつ、コチニールの紫色が複雑な織りによって変化のあるものとなっている綺麗な紫のお着物です。
経は紫と白の細い縞が織られ、緯には濃淡の縞が交差します。
少し張りがある、非常に軽くやわらかい質感となっています。
はじめに見た時には、少し個性的で着る方を選ぶかな?とも思ったのですが、実際に羽織ってみますと顔の色が綺麗に見えてとてもスマートな印象となる事がわかりました。
白の縞が紫の色をふんわりと見せるような効果を持っているようです。
デザインにも色使いにもセンスが光り、長年のキャリアからの上質な安心感を得られる山本先生の作品はどれも魅力的で、少し欲張りな気分になってしまいます。
これだけの点数を一度にご覧いただけるのは嬉しい事ですし、ご覧いただきますと、きっと出合った事のない宝物を見つけたような驚きがあると思います。
是非この機会に実物をご覧いただきたいと思います。
蒲葡色(えびぞめいろ)は「#7a4171 color-sample.com」を、
濃色(こきいろ)は「#3F3045 color-sample.com」をご参照下さい。


【山本和子】 染織作家。国画会会員。昭和17年、歯科医の父と俳人の母との間に生まれる。
昭和41年、東京の女子美術大学工芸科卒業。
この年国画会初出品したのを皮切りに、地元兵庫県姫路市にて創作活動を開始。
以後、さまざまな展覧会に出品。平成23年には、兵庫県文化功労者を受章。
現在は兵庫県工芸美術作家協会相談役も務める。

50年以上、創作を続ける山本和子さんが初めて手仕事の美に感銘を受けたのは、当時通っていた高校の美術教師で、国画会所属の画家・尾田龍さんとの出会いでした。
その後、女子美術大学で染織の道を選び染織家・柳悦孝氏に、薫陶を受けました。
山本さんは長年「森へ行こう」というタイトルで作品を作り続けています。
「若き日に教えを受けた(柳)悦孝先生に『私達は、大地が生み出す有限の資源の中で暮らし、染め織りという仕事ができます。ですから水一滴も無駄にしないでください』と教えられました。」