段縞格子着物地
国画会会員 山本和子作

商品番号 m0519
販売価格 有難うございました

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
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【商品説明】
段変りに繰り返される生成りと芥子色、そして高麗納戸色の絣の足が美しく見え、それに枯茶色が加わった格子が複雑に絡み合った絣のお着物です。
少し前に先生が段絣と格子の組み合わせに挑戦された頃の作品だそうですが、ご自分用にと思われていた保存版的なものを今回特別に4点お出しいただきました。
きっぱりとしたメリハリのある模様が、全体に濃く薄く織り込まれた小格子で和らいだ印象となっているようです。
どの色も綺麗ですがその境目がまた絶妙で、またふんわりとした絹の手触りの良さに、いつまでも触れて眺めていたいような温かみを感じられる素敵なお着物です。
絵羽紬ほど大げさではないので日常のお洒落着として取り入れていただきやすく、それでいて格式の感じられる段熨斗目が美しい作品です。
芥子色(からしいろ)は「#d0af4c color-sample.com」を、
高麗納戸色は「#2c4f54 color-sample.com」を、
枯茶色(からちゃいろ)は「#8d6449 color-sample.com」をご参照下さい。


【山本和子】 染織作家。国画会会員。昭和17年、歯科医の父と俳人の母との間に生まれる。
昭和41年、東京の女子美術大学工芸科卒業。
この年国画会初出品したのを皮切りに、地元兵庫県姫路市にて創作活動を開始。
以後、さまざまな展覧会に出品。平成23年には、兵庫県文化功労者を受章。
現在は兵庫県工芸美術作家協会相談役も務める。

50年以上、創作を続ける山本和子さんが初めて手仕事の美に感銘を受けたのは、当時通っていた高校の美術教師で、国画会所属の画家・尾田龍さんとの出会いでした。
その後、女子美術大学で染織の道を選び染織家・柳悦孝氏に、薫陶を受けました。
山本さんは長年「森へ行こう」というタイトルで作品を作り続けています。
「若き日に教えを受けた(柳)悦孝先生に『私達は、大地が生み出す有限の資源の中で暮らし、染め織りという仕事ができます。ですから水一滴も無駄にしないでください』と教えられました。」