商品番号 m0583 平成27年 第62回日本伝統工芸展入選作品 販売価格 1,200,000円+税 ※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。) ※下の1枚目の写真をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。
【商品説明】 『工芸作家作品展』 日本工芸会、国画会で活躍される作家さんたちの作品をご紹介させていただきます。 長年かかって集めたものや、お願いをして制作していただいたもの、 着物ファンの一人として「これは是非着たい」と思える着物や帯を集めてご案内させていただきます。 お好みによってそれぞれに見応えのある作品が揃います。 この機会に是非一度お立ち寄りくださいませ。 「初夏」型絵染訪問着地 日本工芸会正会員 溝口あけみ作 分業でなされるものと違って手仕事の積み重ねでもある型絵染は、デザインを起こし、型を彫り、糊を置き、色を挿して、蒸して水洗いを繰り返し、その美しい模様が生まれます。 どの工程でも失敗は許されないので、できあがりまで神経を使われるそうです。 初夏の風の中でくるくると扇のように舞っているかのように描かれた合歓の木の花と葉が、透明感のある淡い色で染められています。 白山紬のようなしっかりとした紬地に染められていますので、単衣で楽しまれるのも良いかもしれません。 淡く見える同色の色使いは暈しを加えながら5色以上の色で染められ、立体感のあるものとなっています。 型絵染を着たいのだけれど、印象が強すぎないものがお好みと言われる方には最適な、友禅のようなやさしさのある色使いとなっています。 こちらの作品は第62回日本伝統工芸展入選作品です。 繰り返される花の模様が初夏の風にそよぐような清涼感のあふれる素晴らしい逸品です。 【溝口あけみ】 1951年 熊本県生まれ 1978年 日本工芸会正会員釜我敏子氏に師事、型絵染を学ぶ 西部工芸展初入選 2006年 アメリカ・テキサス州立南テキサス美術館の企画で個展開催 2007年 熊本県伝統工芸館で南テキサス美術館展覧会記念展 2008年 西部工芸展熊本県賞受賞 2009年 西部伝統工芸展旭日新聞社大賞受賞 日本工芸会正会員