【商品説明】
『工芸作家作品展』
日本工芸会、国画会で活躍される作家さんたちの作品をご紹介させていただきます。
長年かかって集めたものや、お願いをして制作していただいたもの、
着物ファンの一人として「これは是非着たい」と思える着物や帯を集めてご案内させていただきます。
お好みによってそれぞれに見応えのある作品が揃います。
この機会に是非一度お立ち寄りくださいませ。
「GURUGURU」型絵染名古屋帯地 池深雪作
5月3日より六本木の国立新美術館で開催されている「国展」の初日に行ってまいりました。
織りや染めの着物や帯、タペストリーなどたくさんの素晴らしい作品が展示されていました。
その中でも一際目を引く型絵染のお着物の作品がありました。
近づいて見ますとお花の模様の中にミツバチや蝶々が遊ぶ素敵な模様のもので、池深雪さんの作品だとわかり、さらに嬉しくなってしまいました。
今回の『工芸作家作品展』では池さんの作品を2点ご紹介させていただきます。
シンプルな模様の中に瑞々しさと奥行きを感じられる素敵な型絵染の作品です。
紫陽花かアカバナのような4枚の花弁のお花が、地色の勿忘草色で並んで染められた上に、タイトルそのままに薔薇の花がぐるぐると描かれた図案がユニークで楽しく見えます。
特に地色と葡萄色の薔薇の花とのコントラストがたまらなく素敵です。
少しだけ節と光沢のある滑らかな紬地に染められ、可愛い色使いがさらに輝いて見えます。
お花とお花が重なって、デフォルメされた薔薇の花が可愛いいリバティプリントを見るような色使いはお洒落で快活な装いを実現してくれそうです。
身に着けてお出かけするのが楽しみに思える素敵な名古屋帯です。
地の色は勿忘草色(わすれなぐさいろ)「#89c3eb color-sample.com」を、
薔薇の色は煉瓦色「#b55233 color-sample.com」、
葡萄色(えびいろ)「#640125 color-sample.com」を、
網目の色は褐色(かちいろ)「#4d4c61 color-sample.com」をご参照下さい。
1957年 生まれる
1979年 大阪芸術大学工芸科 染織専攻を卒業
1983年 現代工芸展 入選
1984年 現代工芸展 入選
1985年 現代工芸展 入選
2003年 福島輝子氏に師事
2005年 国展に初出品、その後入選を続けている
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