【商品説明】
『工芸作家作品展』
日本工芸会、国画会で活躍される作家さんたちの作品をご紹介させていただきます。
長年かかって集めたものや、お願いをして制作していただいたもの、
着物ファンの一人として「これは是非着たい」と思える着物や帯を集めてご案内させていただきます。
お好みによってそれぞれに見応えのある作品が揃います。
この機会に是非一度お立ち寄りくださいませ。
練貫着物「織部」着物地 日本工芸会正会員 築城則子作
練貫の風が通るような透け感、涼やかでたおやかな縞のリズムが美しい、単衣から盛夏のお着物地です。
タイトルに「織部」とあるように、白地に明るい茶・小豆色と綺麗な黄緑・苔色の縞が引かれ、その間を和らげるかのように淡い銀鼠色・薄墨色の縞が配されています。
縞の最高峰のものをデザインされる築城則子さんならではの素晴らしい色使いです。
地織には縞や格子が大小の大きさで織り込まれ変化のあるものとなっていて、お召しになるとそれが美しいアクセントとなってとても楽しく目に映ります。
桃山時代の辻が花染めや刺繍の小袖や、江戸時代の武家の熨斗目などに用いられた練貫の格調の高さが全体に溢れ、独特の光沢と格子や縞の模様に透ける素材の妙味とお洒落な色使いに思わずうっとりと見とれてしまいます。
是非実物をご覧いただき、お袖を通していただきたい、希少性の高いおすすめの逸品です。
小豆色は「#864944 color-sample.com」を、
苔色はh「#57772F color-sample.com」を、
薄墨色は「#7B8075 color-sample.com」をご参照下さい。
<練貫とは>
経糸に生糸、緯糸に生糸を灰汁などで処理しセリシンを落とした柔らかい光沢のある練り糸を使用して平織りで織られた絹織物です。
【築城則子】
1952年 福岡県北九州市生まれ
1996年 重要無形文化財保持者、北村武資氏による「羅」伝承者養成研修を受ける
北九州市立美術館にて「築城則子染織展」
「築城則子作品抄発行」
1999年 東京銀座 和光ホール「築城則子染織展」
2001年 日本伝統工芸染織展・鑑審査委員となる
日本工芸会正会員
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