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【商品説明】
『谷田部郁子 作品展』
新緑が増す5月に谷田部郁子さんの作品展を開催させていただきます。
自然の中にある風景、草花、彩りを写し取ったような優しく心に添う美しい作品の数々。
まるで爽やかな5月の風がそのままお店の中まで吹き渡るようです。
「花信」市松絣絵羽紬着物地 国画会準会員 谷田部郁子作
北国の春は少し遅く、でも春が訪れると様々な花が一斉に咲き始めます。
まるで咲き揃うお花畑に足を踏み入れたように、裾にあしらわれた花の絣。
紫系の草木染の色。似紫色、薄色、菖蒲色が花の形を取りながら交差し、濃淡の美しい模様を織り成しています。
その色がすうっと地に馴染んでいく絣の足が綺麗で、きっぱりと色が分かれた絵羽紬よりも取り入れていただきやすい事と思います。
大小の四角で構成された市松のダマスク織に、経に入れられた苅安色の縞が、地の蒸栗色を輝くものとしているようです。
花々を身に纏うような気持ちを表されたかったそうですが、市松に配置されたずらし絣の模様が見事に咲き、着る人の気持ちを花の園へと誘う素晴らしい作品です。
手に取ると上質な糸のしなやかさにうっとりすると同時に、色のマジックのように変化するニュアンスのある彩りが魅力的です。
地の色は蒸栗色「#EEE2C2 color-sample.com」を、
絣の色は似紫色（にせむらさきいろ）「#4D2C52 color-sample.com」、
薄色「#857585 color-sample.com」、
菖蒲色（あやめいろ）「#AA6B97 color-sample.com」、
縦縞の色は刈安色「#ECDB71 color-sample.com」をご参照下さい。
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